#7 レコーディング 前半(17.5.30) 《 -The First- CD/MV リリース記念企画 連続更新⑥》

 

連続更新企画の第6回目はレコーディングについて
その前半を!

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2side Music Video 
時の果て(ROCK side)  ZERO (HIPHOP side)

 

語れども 語りつくせぬ

と言った感じですが いやー長くなりそう。笑

 

今までも少しだけ触れてきましたが
大きく分けて2期に今回のレコーディングは行われました。

1期目は8月の後半から2日間と9月の終わりに1日の計3日

時の果て 
Fight or Flight
Day by Day feat.HANIMALÜ

3曲を

2期目は12月の前半と1月の後半に分け

ZERO
Wind

この2曲と手直しなどをレコーディングしました。

 

どちらもレコーディングはMUTECと言うスタジオ
ミックス・マスタリング共に佐々木さんにお世話になりました!

 

1期目 初日

期待に胸を膨らませながら
これまで努力してきた自負と 不安が交差しながら
あと途方もない方向音痴で…笑
たどり着けるかも心配ながらMUTECに向かいました

 

「おはようございます!今日からお願いします」

その一言でスタート

四方をドラムや、アンプや 様々なレコーディング機材に囲まれた四角い空間
そこで一人 ヘッドホンをつけ、譜面台に自前の歌詞カードと、ペンを置いて

マイクの前に立つ

1曲目はDay by Dayから

バランスを測るのと、曲の大凡を佐々木さんに伝えるために
まずフルの通しで仮歌を撮っていく

耳から聞きなれたトラック
思いきって声を出すと、いつもよりずっと鮮明に聞こえる自分の声

不慣れな環境で、どうしても出た迷いや、恐れはすぐに声色に出て
それがまた鮮明に聞こえるから、余計焦るし、変な汗もかく
体温が上がったり 引いていったりする

大きく深呼吸して

本レックスタート

本レックでは1バースづつ、気に入るまで撮り直しを行うので
そうしているうちに 体も、心も随分安定していく

自分のペースで進める中、MK2さんや佐々木さんにアドバイスを貰いながら
レコーディングは進んで行って

Day by Day ではサビのメロディー苦戦
あとメロラップだから、ラップと言えどそこにはちゃんと音階があって
雰囲気と、音程とに凄く気を使いながら

当初の予定ではDay by Day はさらっと撮り終えるつもりだったけど
こういう曲ほど、実は凄く繊細で ニュアンスにも拘りだすと
大幅に時間を押し、どうにか撮り終えました!

その日は、やれるだけやろうと
そのまま時の果ての仮歌を撮り終了 帰宅の流れに

夏も終わりに近づいた帰り道
日中はまだまだ炎天下だったけど
夜のそれは少し肌寒くて

MK2さんと一緒に駅まで歩く
いよいよ始まったな 明日も頑張ろうな
なんて声をかけて貰って

収まらない高揚感をどうにか、こうにかして眠りについた

 

2日目

時の果て

昨日より慣れた空間
でも レコーディングは孤独な戦い

細かい所、拘りやミュージシャンとしてのスキルを一旦置いて
歌うことそのものは、一番ハードルの高いこの曲で

とりあえず 頭サビは抜かし

出やすいAメロからサビへ

ーこの意志で生き、行けるならー

この部分に気持ちを乗せたくて、でも当然音程も難しいこの曲
試行錯誤し、今の自分の能力と気持ちと、バランスをとって決めていく

 

合間合間で、MK2さんがこんな感じはどう?と
実演してくれるんですが…やっぱめっちゃうまくて、実はそんなことが凄く悔しかったりして。笑

 

頭サビもな、大変だったなぁ

アルバムの構成で、この曲は1曲目ってのはなんとなく頭にあって
ROCKsideのリード曲であることも、2side MVの計画も既にあったから
で、一番キャッチーと言うか、聞きやすい曲なわけだから
この曲がきっと、一番最初にリスナーの耳に入る可能性が高いわけで

その頭サビ 掴めるか掴めないか決まってくる
みたいなプレッシャーは抱えていた

背伸びしたって、上手くなるわけじゃなく
高望みしたって俺は俺
今日この瞬間までの自分が丸裸になるレコーディング

だからこそ 今の自分は最大限に
100%の自分は出してあげたかった

 

Fight or Flight

この曲を取り上げた時も触れたけど
レコーディング直前にサビの歌詞と、メロを変更
1日目のレコーディングの後

当然、それまでのやつも何回も練り直して練習もしてきたもので

リスキーな挑戦ではあったけど
自分の中で この方が絶対的に良い自信もあった

ラップテイストな曲だけど

この曲はHIPHOP というか
ミクスチャーロック

RIZEとかね、そういった意識で

俺の中じゃこの曲もROCKside

でもちゃんとラップもしている人
HIPHOPを口にした以上、むしろこういうROCKな曲に入れ込んだラップの方が
そういった面で厳しい目で評価されていくものだと思うし
しっかり、ROCKという意識の中 スキル、言葉、気持ちを込めて

 

 

2日間は連続でのレコーディングを終え
1ヶ月後に取りきれなかった部分や、手直しをする時間を頂くことが決まっていた

この間、撮り終えた2曲はそれこそタコができるくらい聞いて

これって凄く有難くて、光栄で許される我儘じゃないんだけど

だって本当なら
それをその瞬間、表現出来なかった自分のスキルも含めてレコーディング

ただ今回、佐々木さんのご好意
いいものを、満足するものを作って上げたいと言って頂いたから
叶うこととなった

 

3日目

Day by Day から Day by Day feat.HANIMALÜ (from yadosagasi)

へ昇華した、つまりはにさんの参加が決まったのも
2日目と3日目の間で

はにさんのレコーディングまでに
再チャレンジや、自分のコーラスなどをどんどん撮っていく

この日は結構順調 というか
どんどん重ねていく作業がメインで、作品が形になっていく感覚が
なんとも言えず、気持ち良い

でも凄く、凄くコーラスが苦手なんです!!

「うわーーー!すいません!!もう一回!!」

笑うMK2さん 佐々木さん

 

予定通り はにさん到着の頃には
自分のパートは取り終えていたのでバトンタッチ

 

ここで学んだモノも本当多くあって

まず、すぐにアクセサリーを外すはにさん
ぴょんぴょん跳ねて、ポケットの中も確認
余計な音が絶対入らないように

レコーディングのブースに入って

何回か聴いた後 
スムーズに事が進んで行く

大先輩だけど、俺の楽曲なので
MK2さんだけじゃなく 俺にも沢山意見を聞いてくれて

それを直ぐ体現する

それこそ何歳くらいの女の子のイメージ?
ってところまで

あぁ この人には、俺が見えていない深いイメージまで
表現するスキルと、どうしたら自分が表現したいものに早くたどり着けるか知っている
圧倒的な経験値がある

そう実感して

早くそこに行きたい 同じ景色をみたいなんて
まだまだおこがましいけれど

憧れた背中は超えていかんとな。

 

 

帰り道
2日目より 寒くなった
虫の声も変わった

 

2期 この後3ヶ月後のレコーディングで
音楽人生2回目の挫折を味わうこととなりました。

 

その話は次回

 

絶えず 響く K’S-J

 

 

 

 

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